WORLD WAR Z

話題のゾンビ(パニック)映画見てきました。最初にトレーラーで迫り来るゾンビの波を見て、あぁこれはいかないといけないなって思ったので。以下あらすじと感想。

  • あらすじ

主人公のジェリー(ブラッド・ピット)は数々の紛争地帯をくぐり抜けてきた元国連捜査官。そんな彼は身を退いて家族と幸せに暮らしていた。妻と共に二人の子供を学校に送り出していたが、あえなく渋滞にハマってしまう。すると突然の爆発音が鳴り響き、脇を先導していた警察のバイクをゴミ収集車が猛スピードで吹き飛ばしたではないか!すると背後からもの凄い群衆が突っ走ってきて只ならぬ事態を察したジェリー一家は即座に逃げ出した。ふと脇を見ると人間が飛びつくように他人へと襲っている・・・ なんと襲ってきたのは噛まれると最短12秒で感染して、人間を凶暴化させるゾンビ(通称"Z")だったのだ・・・ ちょうどその頃旧知の仲である国連事務次官のティエリーから連絡が入り、救出に来てくれるという。なんとかゾンビの大群から逃げおおせたジェリー一家はとあるアパートの屋上からヘリに乗り、残された国連指揮艦の空母へ避難。
そこでティエリーはジェリーにある提案をする。家族を避難させる代わりに、ウイルスの発生源を突き止めてほしいと。最初は断ったジェリーだったが、断れば家族の身の安全は保証出来なくなる(他の避難施設に移送する)と脅しのような命令を受けたため仕方なく引き受ける事に。
そこからジェリーは原因究明&治療法の確立のため、韓国、イスラエルウェールズと飛び立って行くのだった――。

  • 感想。

うーんコレ。うーん・・・w まぁ、ゾンビ映画っていうよりもゾンビパニック映画orゾンビディザスター(パンデミック)映画って相応しいですねコレは。 だって何よりもまず流血シーンが殆ど映らないですし。恐らく全年齢向け映画のレーティングに沿った作りなんでしょうね。グロテスクな描写を期待した人は大分肩透かしを食らったかも。それでもまぁ、全速力でハッスルしてるゾンビはなかなか爽快でしたねw 噛み付くのにジャンプして跳びかかってるのは初めて見たような気が。少なくともドコにいようと聖域は無い的な描写が伝わってきて、そこが良かったですこの映画は。因みにあのゾンビ達は肉を食するわけでなくただ感染を広げていくだけなので、ひと通り噛み付いて感染させたら新たな獲物を探しにハッスルハッスルって感じでして。種の拡大がメインという感じなのですが、後半ではココがキーになっていくわけです。
他に良かったところといえばあれです、イスラエルの防壁のシーン。トレーラーでもお馴染みですねあれは。ちょうど反対側に居た市民が神のお祈りを大声でしていたら、音で察知したゾンビの大群が壁をよじ登ってくるわけですよ。ゾンビも壁を乗り越えようと必死なところにちょっと励まされましたHAHAHA(っておい!
そう、イスラエルのチャプターでイスラエルの短髪の女兵士がやけに格好良かったところ付け加えておきます。あれは良い。流石モサド
物語終盤のウェールズのWHO施設で治療法を探すシーン。もうあれは完全にドリフ的展開でしたね・・・w 「音立てるなよ!音立てるなよ!・・・バリッ! おい、ちょっw(ゾンビ突撃」みたいな感じでw(詳しくは劇場で確かめよう) あと、とりあえずどんな時でもペプシコーラで一杯やって落ち着こうってのもブラピが教えてくれました。それとダクトテープは万能だから常備しておこうってのもブラピが教えてくれました。
そういえばラストではFPSerがニヤニヤするシーンもありましたね。次回作があるならロシア編作ってゾンビvs民衆でウラー!ってやって欲しいところ。(ちょっとネタバレするとラストにそれっぽいシーンがある)
パニック&ディザスター映画好きなら劇場へ!ゾンビ映画は止めとこう!そんな映画でした。