スプリング・ブレイカーズ

ギャル!

水着!

おっぱい!

Skrillex

というわけで・・・噂の映画スプリング・ブレイカーズを見て来ました。監督はあの「ガンモ」で知られるハーモニー・コリン
このスプリングブレイクという言葉、日本では全く馴染みがありませんが、要は春休みの学生のハメ外しと思っていただければ何となく分かるかとw アメリカの西海岸ではこういうヒッピー文化の延長のようなものが根付いてるんですね―。で、この映画のサントラを時代の寵児であるSkrillexが手がけてることでも話題になってますね。それはともかくとして以下あらすじと感想とか。

  • あらすじ

クソ暇な女子大生の四人。フェイス(セレーナ・ゴメス)、キャンディ(ヴァネッサ・ハジェンズ:リアルで〇〇画像流出した人w)、ブリット(アシュリー・ベンソン)、コティ(レイチェル・コリン:監督の嫁)。
四人はスプリング・ブレイクでハメを外したいがしかし金が無い。そこで彼女たちは計画をする。
「強盗しちゃおうよ、ビデオゲームみたいに(これを2回復唱※)」
これは深夜のレストランで凶行に及んだところ、意外とあっさり上手くいっちゃうw
まんまとお金をゲットし、「札束の匂いで濡れる笑」とキャンディが言い出す始末。そんなこんなで念願のホリデイに繰り出す四人。
ドラッグ!アルコール!パーティハード!
スプリングブレイク・フォーエヴァー・・・(これまた2回復唱※)
自由気ままに「自分らしい」一時を漸く楽しめている四人。
やっと退屈から逃れて喧騒を楽しんでいるのも束の間、コカイン吸引の現場を警察に押さえれて四人とその場に居合わせたヤンキー二人も丸ごと逮捕されてしまう。勿論罰金を払わないと拘置所から出られない。
オワタ・・・スプリングブレイクオワタ・・・と愕然とする四人。しかしそんなところに謎の救いの手が差し伸べられた。どういうわけか誰かが罰金の肩代わりをしてくれたのだ。その人物は自らをエイリアン(ジェームス・フランコ)と名乗っていた。コーンロウと銀の差し歯が印象的な男だった。口ぶりは明るく友好的な印象。でもどこか裏がある。その男に連れられるがまま、四人は西海岸の闇に入り込んでいく――。

  • 感想

この映画、まずは何よりもオープニングシーンでしょう!Skrillexの"Scary Monsters and Nice Sprites"が大音量で流れる中、ギャル!水着!酒!おっぱい!EDM!な映像が映し出されて頭がクラクラしたwww 画面いっぱいに巨大なおっぱいが映し出されてた時には思わず頭が真っ白に・・・w でもそんなド迫力なオープニングを尻目に、ストーリー自体は後半に進むにつれシリアスに展開していくのが印象的だったなぁ、と。理想と現実の対比が上手く取れていたような。途中夢敗れて地元に帰るシーン(これも2回繰り返す※)があってとても黄昏を感じました。あとはブリトニー・スピアーズの曲が流れながら強盗に繰り出すシーンが最悪で最高でした。恐らく今作のハイライト。あとライフル持ちながら踊るシーンも異彩を放っていたな・・・w でもぶっちゃけこの映画って話の中身があまりないんですね苦笑。序盤の強盗シーンやクライマックスのオチなどそんなに上手くいくかーい!とは思うのですが、元々有りもしない彼女たちの有りもしない喧騒の有りもしない出来事の空虚な学生時代を映しだした映画と結論づけると腑に落ちたり。
とまぁ、いろいろ結論づけていたのですが、この映画を楽しむならやはりドラッグ抜きには語れないと思ってます。この映画って※印でも書いたように同じをセリフやシーンを2回繰り返すんですよ。もう明らかにドラッグとの相乗効果を狙っているw(由緒正しいBBCテレタビーズも2回繰り返しだ!) 正しい見方は家で葉っぱ吸うかアルコールでグデングデンに酩酊しながらが鑑賞するのが理想かと。

SPRING BREAK 4EVER BITCHES!!