アイアンマン3

オレたちのトニー・スターク!こと、アイアンマン3を見て来ました。(感想書いてるのは結構後・・・苦笑)

  • あらすじ

アベンジャーズの戦いの後、トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)はパワードスーツの研究に没頭していた。先の生死をかけた戦いで限界を感じ、まだまだ改善の余地があると痛感させられたからだ。そんなこともあってかトニーは夢でうなされるようになり、遂にはパニック障害を引き起こしてしまうほどの不安を感じる様になってしまっていた。
そんな折に1,999年の直前に一夜(笑)を共にした(所謂Y2K直前)元恋人で遺伝子工学の科学者でもあるマヤ(レベッカ・ホール)がトニーの元を訪ねてきた。人間に特殊な力を作用させる「エクストリミクス」という技術の研究をしているのだそうな。
また、トニーの恋人で気がついたらスタークインダストリーのCEOになっていたペッパー・ポッツ(グウィネス・パルトロウ)の元にも別の科学者が訪ねてきた。アルドリッチ・キリアン(ガイ・ピアース)である。その男はポッツに自身の脳の様子をホログラムで尚且つリアルタイムで再生するのを見せて驚かせる。そしてアルドリッチは自身のシンクタンクA.I.M.(Advanced Idea Mechanicsの略)とスタークインダストリーに提携を持ちかけてきたが、ポッツはこれを拒否。何か含みのある言い方でアルドリッチは去っていく。
その頃はアメリカは新興のテロリスト集団のマンダリン(ベン・キングズレー)の影に怯えていた。付き合いの長い親友でボディガード兼警備主任のホーガンもその襲撃に遭う。怒りに震えたトニーは自らメディアに自身の隠れ家の住所を公表するという暴挙をしでかし、臨戦態勢のつもりでいた。しかしマンダリン一味は先手を打ってトニーの隠れ家を襲撃。あろうことか殆どのパワードスーツを破壊されてしまう・・・ その場に居合わせたポッツとマヤはトニーのとっさの機転でパワードスーツを上手く使い即座に逃げ出し難を逃れる。トニーも九死に一生を得るレベルwで上手いこと逃げ出す。
何もかも失ってしまったトニーは唯一残ったパワードスーツ(しかし半壊状態)を引きずりつつ、マンダリンの足取りを追うためとある爆破事故の現場に向かう。そこで目にしたのは爆破の衝撃でケロイドが壁に焼き付いて人型の影になっている状態の現場だった。一体これは・・・?と、トニー。その場でもまたしてもマンダリンの襲撃に遭う。果たしてトニーの運命は? マンダリンの引き起こした事件及び壮大なテロ計画とは? マヤのエクストリミクスの真の中身とは? 暗躍するキリアンの目的とは――?

  • 感想

この映画をみる前に思ってた事がありまして。最初の頃に発表されたティーザーポスターでアイアンマンのマスクが割れてる様子が公開されてて、ダークナイトみたいなシリアス路線なのかなー?と思っていたのですよ。でも蓋を開けてみたら全然そんなことはなくて安心したw ファックイェー!トニー・スターク!やっぱりこんなノリじゃないとねw 大体な、トニーがパニック障害起こしてるなんて論外だよ! でもまぁ、とあることをキッカケに一気に復調するのですが。
ざっくり考えると今作は「トニー・スターク=アイアンマン(鉄の男ないし鉄のハートを持った男)」であることのアイデンティティの再認識を示した映画だったかと。自己再生とでも言いましょうか。自分は何のためにアイアンマンとなり、アイアンマンとして戦っているのか等のことを改めて示してくれたような気がします。人は何度でも立ち上がれる、そんな気にさせてくれました。後面白いなぁと思ったのがトニー役のロバート・ダウニー・Jr自身の経歴にも通ずる部分があって、かつてロバートは麻薬に溺れて服役刑にも処されていて俳優生命の危機に瀕していた時期があったのです。その後リハビリセンターに入院して麻薬依存を断ち切って知っての通りの大復活を遂げるわけなのですが、そのリハビリ期間に少林武術を基礎とした詠春拳を習っていたのですよ。そのことなどを知っていると( ̄ー ̄)ニヤリと出来るシーンがあったりw
そしてアレですよ、今作はパワードスーツが42種類あることが判明するのですが、そのことが全て明らかになった時の興奮といったらもうねwww アレは凄かったwww 無双状態ってああいうを言うんでしょうね。
そういえば今作はヴィランの影が薄かったなぁ・・・ ベン・キングズレーが凄い安い使われ方してて草不可避といったところか。この人こういうキャラだったっけ?てな感じにw あとガイ・ピアースもいつのまにかこんな役ばっかになってますね。プロメテウスでも影で暗躍してたようにね。まぁ、これについてはどうでもいいか・・・w
で、更に今作ではあのペッパー・ポッツもに!!! これは言えないw 多分DVDが発売されたらこれでもかというほどTumblrに画像が出回るでしょうw ある意味でこのシーンが今作のハイライトだったような気がしますw
それなりに面白い映画だったので、次のマーベルユニバース作品が楽しみだなー!