Earth Japan tour 2012 with special guest : Mamiffer & Boris @新代田FEVER

とりま画像だけでも。本文は後日。

本日のトップバッターは日本が世界に誇るヘヴィーロックトリオことBoris
今回は周知の通り、名曲である”Feed backer”をプレイ(一曲30分強)。これを日本でプレイするのはわざわざThe cultのイアン・アストベリーを招致して行った一日限りのワンマンイベント、”スクリーンの女”以来だから二年振りぐらい?
それはともかくfeed backerは何度聴いても素晴らしい。この曲はBorisの全ての要素が詰まった代表曲だと思うのですよ。ヘヴィロック、ノイズ、アンビエント、ドローン、サイケなどなど。この日一番の轟音をまき散らしてましたねw 
続いて最近よくMCをするようになったアツオさん(Dr)がEarth来日に関して祝辞を述べ(22年待った!w)、次に新作告知がありました。
近々Invada records(portisheadのジェフ・バーロウが運営してるレーベル)から、UKのJoe volk(crippled black phoenixという元electric wizardのJustin greavesがやっているバンドに参加している人)というアーティストとsplit 12"をリリースするそうで。そしてその新作から”cosmos”という新曲を初披露。この曲はは映画「告白」で使われた”決別”を彷彿とさせる曲でした。轟音ながらも温かみを感じさせてくれて、とても良かったです。
年内は国内であと2回(少ねぇ・・・)しかライブをやらないそうなので、なるべく足を運びたいです。



  • Mamiffer

続いて我らがアーロン・ターナー夫妻のマミファー。前のEarthdomの日に概要は書いたのでご容赦を・・・苦笑
ただ、この日のハコの方が音は良かったかな。しかしまぁ、この日もプレイしていたLocrian&MamifferのMetis/Amaranthine/The emperorはつくづく名曲だなぁ、と思い返しました。そういえばこの日はアーロンは自身が運営しているHydrahead records(RIP)所属のブラックメタルバンドのnihilのシャツを着ていました。これは遠回しに音源買ってくれアピールか?(因みに先日はスウェディッシュ・クラストのmartyrdodのシャツを着ていた)


  • Earth

そして日本ツアー最後を締めくくるのはもちろん、伝説の男ディラン・カールソン率いるEarth。
これも概要は(ry
改めて振り返ってみると今回はチェリスト抜きのツアーだったので、よりロック色が強かったと思う。特に”The Bees Made Honey In The Lion's Skull”での思いっきりギター音をフィードバックさせていたのを見ると、はは〜なるほどこれがドローンゴッドならではの!と思った次第。面目躍如というかな。そしてやはり個人的にハイライトは”Ouroboros Is Broken”だった。この日一番ヘヴィーな曲。これはこの曲はまごうことなきドゥームです。ダーク・アメリカーナに姿を変えようが、本質は変わっていない。20数年を経てこのスタイルに行き着いたのだから、我々リスナーがそれを計り知るのは難しい。
アンコールでは持病に気を遣ってなのかサングラスをかけて”Angels Of Darkness, Demons Of Light I”をプレイ。先日のEarthdomに比べるとちょっと短めだったような。それでもあまりある素晴らしい演奏だった。




今回のツアーはどのハコでも盛況で、最終日のFeverは前売チケットが売り切れたそうで。また近い将来に再来日を期待したいです。