MEN IN BLACK 3

ほったらかしにしてたら間が開いちゃったよ(;´Д`)(6日に書いてる)

先日黒ずくめエイリアンSF映画シリーズ三作目のメン・イン・ブラック3を見てきたのですよ。いやぁ、普通に面白かった!以下あらすじと感想をダラダラと。

  • あらすじ

 例によって仲がいいの悪いのかわからない極秘捜査機関MIBの凸凹コンビ、エージェント"J"(ウィル・スミス)とエージェント"K"(トミー・リー・ジョーンズ)。そんな二人に月面の刑務所から極悪犯アニマル・ボリス「Boris "The animal"」(寄りによってこの名前かーい!w)が脱獄したとの知らせが。別件で捜査していたところに現れるボリス。そしてKに「お前は過去で死ぬ」と告げ去っていく。不信に思ったJはボリスについてKに尋ねるが過去に何かあったらしく一切語らず。翌日Kの元を尋ねると姿が見えない。新任の上司"O"に尋ねるとKは40年前に死んだという!そんなばかな!どうやらこれを引き起こしたのはボリスの可能性が高いと踏んだJは、違法タイムトラベルで捕まったエイリアンの助力を得てKが死んだとされる40年前の69年にタイムスリップ!

  • 感想

 今回はタイムスリップした69年のヒッピー文化真っ只中で話が進んでいきます。まず特筆すべきは40年前のKを「ノーカントリー」や「トゥルー・グリット」で知られるジョシュ・ブローリンが演じていること!微妙に似ているようで似ていないw 声だけはトミー・リー・ジョーンズリップシンクしている模様。つーか40年前なのに老け顔(当時29歳)すぎんだろっていうwww

まぁ、トミーもいい年ですしアクション厳しそうだし仕方ないっちゃ仕方ない。それはさておき、前記の通り60年代末なのでいろいろ小ネタがしこまれてるのですね。アンディー・ウォーホルが出てきて実はエージェント"W"だったりするw (おしゃれキャラを無理矢理演じている設定で)「もうネタがなくてスープ缶を書いてる始末だよぉ」なんて愚痴ったりw 当時はまだ黒人差別が残っていたので、Jが外車で走っているだけでパトカーに因縁をつけられたり。

今作において、多次元宇宙の未来が見えるグリフィンという特殊なエイリアンが出て来ます。わりとこのエイリアンが重要なポジションを担っていて。結局のところ多数の未来があってもどれか最良の未来を選ぶことになるわけですよ。どれかを選んでも何かを犠牲にしなければならないという選択肢に、おもわず「バタフライ・エフェクト」を想起しました。歴史(人生)とは奇跡の積み重ねである――。っていう。そしてラストの舞台がアポロ11号の発射日でもあるのですよ。あまりネタバレになるので細かくは書きませんがいろいろありますいろいろw

最後に今回のラストの大ネタでシリーズの根幹に関わる、それぞれの出生に関するネタがありまして。思わずホロリ。ぜひこれは劇場で見てほしい。シリーズ三部作の締めに相応しい作品でした。