[映画] ももへの手紙

ももへの手紙を見に行って来ました。

 人狼沖浦啓之監督が撮ってて、プロダクションIGが制作しているということで。
それほど人狼も好きではないし、いまさら妖怪ネタとかどうなの?とかって思ってたけど、ごめんなさい。面白かったです。

  • あらすじ:事故で父を亡くしたももは、母親のいく子と共に実家の四国地方へ引っ越してきた。ももは生前、父と口喧嘩をした。後に仲直りできぬまま事故で亡くしてしまい、父の部屋から「ももへ」とだけ書かれた手紙を発見し泣き崩れてしまう。そのわだかまりを心に秘めたまま帰省していたのだが、帰省先で奇妙な事件が多発する・・・ という話。
  • 感想:まず、人狼と違ってキャラクターの表情が活き活きとしていたと思う。ももの驚いた表情とか。あとは風景が田舎情緒あふれていてよくできていたかな。街並みの原風景や寂れた感じとか(若干錆かけている自販機など)。少し話の中身に触れると、溜まり溜まったものがウルトラC的展開に基づいて一気に氷解していくさまに感動を覚えたのは確か。

妖怪役のイワ(西田敏行)とカワ(山寺宏一)のアドリブな掛け合いは反則だと思うwあとマメ役の下條アトムライクなおっとりとした喋り方が個人的にツボだった。
どうでもいいけど、劇中の畳部屋でももが仰向けになりながら膝曲げて頭の方向にピューンって進むやつ、あれみんなやるよね?w 畳のある家庭ではお決まりというかなんというか。