Let there be doom mix vol.2

また作ってました。
8tracks radio | Let there be doom mix vol.2 (8 songs) | free and music playlist

以下曲順と能書きを。

  • 1.Kicking - Torche from 「harmonicraft」

USフロリダ州、スラッジコアの元Floorのメンバーを含むストーナーロックバンドの最新作(3rd) 2012年作。
 今更特に説明は必要ないと思いますが、今月の24日にvolcom entertainmentより新作がリリース(日本盤出ないの?)されます。今回も爆音ストーナーポップサウンドは健在!必聴!

  • 2.There came a drooping maid with violets - Sailors With Wax Wings from 「s/t」

 USテキサス州、謎の多いポスト・ブラックメタルバンド、pyramidsの中心人物らしいR.loren氏のサイドプロジェクト。2010年作。
 pyramids自体が特異なサウンド故に、このプロジェクトユニットも文字に表しづらい音でして。
ポスト・ドゥーム、爆音シューゲイザーとでも形容したいサウンド。ちなみに、このアルバムはとてもゲストが豪華です。この曲に参加している及びゲストを表記。Ted Parsons (Swans,godflesh,jesu)、Aidan Baker (Nadja)、Simon Scott (ex-Slowdive)、Vern Rumsey (Unwound)、Hildur Gudnadottir (Múm)、James Blackshaw、Aaron Stainthorpe (My Dying Bride)、Colin Marston(krallice,dysrhythmia)。もうメンツがおかしいw 同時期に作られたwhite mothというプロジェクトもあるのですが、それはまた別の機会に。

  • 3.Vagina Curse - Love Sex Machine from 「s/t」

 フランスのエロティック・サタニック・スラッジコアバンドのデビュー作。2012年作。
 酷いバンド名!酷い曲名!(呪いのまんこwwwww)酷い重低サウンド!←一応褒めてます。
 どうしておフランスからこんなバンドが?これも芸術か・・・?w どうやらギターをベースチューニングしてるらしく、デロデロ重低音に発狂ヴォーカルが乗っかる極悪極まりないサウンド。リリース元のthroatruiner recordsはいろいろ面白いバンドを出しているので要チェック。

  • 4.Modern Man - Premonition 13 from 「13」

the obsessed,saint vitusを渡り歩いた80sドゥーム神、scott "wino" weinrichの最新バンド。2011年作。
 御年50歳を過ぎてもワイノ流ドゥームロックは健在。とりわけ最近の精力的活動は目を見張るものがありますねところで、今月の30日にsaint vitusの復活作がリリースされますね。ワイノ復帰作としては22年振り、バンドとしては17年ぶりだそうです。期待大。

  • 5.The Fool - Totimoshi from 「Avenger

 USカリフォルニア州サンフランシスコの奇天烈オルタナストーナーバンドの5th。2011年作。
 プロデューサーにhelmetのペイジ・ハミルトン、最近のmelvinsのプロデュースに携わっているトシ・カサイ氏が名を連ねる本作は、一風変わったサウンド。西海岸の太陽に照らされながら奏でるメロディックストーナーサウンドは聴いていて癖になります。

  • 6.Curse In The Trees - Uncle Acid And The Deadbeats from 「Blood Lust」

サイコ・ガレージホラーロックを標榜するUK産レトロ・ドゥームバンドの2nd。2011年作。
 60s〜70sに回帰したようなざらついた演奏に、uncle acidを名乗る女性ヴォーカルのどこか中性的な歌声な楽しめる。アルバムジャケットやPVも徹底してホラーチックにこだわっていて、一切アーティスト写真を掲載させず神秘性を保っているのもミソ。

  • 7.Hurricane - Sigiriya from 「Return To Earth」

 英国ウェールズ出身、元acimonyのメンバーを擁する剛直ストーナーバンドのデビュー作。2011年作。
 今作でも、かつてacrimonyでやっていた豪快なサイケ・グルーヴサウンドが脳髄を直撃。純粋なシンプルなヘヴィロックとは何か?をはっきりとした形で提示している。これを聴かずして現在のストーナーを語ることは許されないでしょう。それぐらいのインパクトが今作にはある。聞きながら死ね!

  • 8.A Year In Suffering - The Cough from 「Ritual Abuse」

 USヴァージニア州リッチモンドのスラッジ・ドゥームバンドの2nd。2010年作。
 2010年にリリースされたけど、あまり注目された記憶がなく埋もれさせてはもったいない好盤なのでご紹介。アルバムタイトルを和訳すると「儀式虐待」。そんな文字も関連するように地面に顔を押し付けられながら、ゆったりと痛めつけられるドゥームサウンド。行き着く先は緩慢な死。先日coughがcvltnationでmixtapeをキュレートしていまして。これですね。地元のローカルバンドや、まだ見ぬバンドが殆どで刺激になります。