[doom] Let there be doom mix vol.1
ドゥームな8tracksをつくっていました。
8tracks radio | Let there be doom mix vol.1 (8 songs) | free and music playlist
以下曲順と能書きを。
- 1.Prepare The Ground - Yob from 「Atma」
USオレゴン州のドゥームメタルバンドの６ｔｈ。２０１１年作。
万年中堅どころだったバンドが本作でついに覚醒。roadburnサイト上での２０１１年のベストに挙げられるのも納得の一枚。
- 2.End Game - Witch Mountain from 「South Of Salem」
USオレゴン州ポートランドのドゥームメタルバンドの２ｎｄ。２０１１年作。
日本のeternal elysiumともツアー経験もバンドだが2003年に活動停止。2009年頃から活動再開し、2011年本作をアナログ盤のみでリリース。すでに入手困難になっていた本作をprofound lore recordsが2012年に1000枚限定でCD再発。 goatsnake直系のヘヴィーなサウンドに負けないソウルフルな女性ヴォーカルが魅力的。ちなみに、ビリー・アンダーソンを迎えて３ｒｄアルバムのレコーディングが終了し６月頃リリースされる模様。
- 3.Frozen in Ash - Locrian from 「Dort ist Der Weg / Frozen in Ash single EP」
USイリノイ州シカゴのエクスペリメンタル/ドローンユニットの７inchEP。 ２０１１年作。
非常に実験的かつ多作でで知られる彼らだが、本作ではジャーマン・プログレのポポル・ヴーの「天国への道」のカヴァーとセットになっている。彼らのリリース作の中ではもっとも「ロック」的と言えようか。余談だが先日relapse recordsと契約し、目下最新作の「the clearing」がボーナス付きで再発されるそうな。
- 4.Fire Burning - The Devil's Blood from 「The Thousandfold Epicentre」
オランダのサイケ・ドゥーム/エピックドゥームバンドの２ｎｄ。２０１１年作。
アルバム全編ひたすら７０'s的ＨＲかつオカルティックにまくし立てる力作。同じ系統にblood ceremonyやghostなんかがいるけど僕的にはこれが一番かなぁと。
- 5.Dying Giant - Conan from 「Horseback Battle Hammer」
UK産自称原始人バトルドゥーム（caveman battle doom）バンドの１ｓｔ。２０１０年作。
そりゃ最初見たとき思いましたよ、原始人バトルドゥームｗｗｗｗｗｗって。それはともかくドローン一歩手前の刻まない激重リフで攻め立てるサウンドは圧巻の一言。そして来月には新作「monnos」がリリースされます。試聴はここで。
- 6.The Grain - Hammers Of Misfortune from 「17th Street」
USカリフォルニア州のプログレメタル/エピックドゥームバンドの５ｔｈ。２０１１年作。
ドゥームという枠に囚われず、トラディショナルなヘヴィメタルを奏でる本作。（実際スラッシーな曲や、メロウなバラードもあり）なかでもとりわけドゥームっぽい曲をセレクト。
- 7.An Offering of Grief - Pallbearer from 「Sorrow and Extinction」
USアーカンソー州のドゥームメタルバンドの１ｓｔ。２０１２年作。
これがまた非常に形容しがたい音像のバンドでして。なんというかフューネラルドゥーム的なサウンドに叙情的なメロディとヘタウマチックなヴォーカルが合わさったような感じというか。こういう感じの音だとグロウルに逃げるバンドが多いけど、これは好感が持てる。プロデューサーにフューネラルドゥームバンドのesotericのメンバーが携わっているらしく、その影響もあるかもしれない。
- 8.There There - Thou from 「The Archer & the Owle」
USルイジアナ州バトンルージュのアトモスフェリック・スラッジコアバンドの12inchEP。２０１１年作。
非常に多作でなおかつ、DIYパンクの精神を持つバンドなのですが、本作は誉れ高き名作「summit」のアウトテイク及びリテイクといくつかのカヴァー曲を収録。で、この曲はpygmy lush（激情コアで知られるPG99のメンバーが在籍）のカヴァーなのですがずば抜けてかっこいいのでセレクト。
